八戸市の館鼻漁港(八戸市新湊3)で8月17日、「八戸藩開藩350年記念 第34回八戸花火大会」が行われ、約5千発の花火が夜空を彩った。
大会当日は朝から小雨が降るぐずついた天候で、主催者や花火大会を楽しみにしていた市民をやきもきさせたが、夕方には天候も落ち着き、大会は約8万人の人出(主催者発表)でにぎわった。
大会では、八戸初登場となる海上すれすれで開花する水上開花花火、大会テーマに合わせ八戸藩の9人の歴代藩主にちなんだ花火、八戸港で全国屈指の水揚げを誇るイカの形を模した花火など趣向を凝らした花火も打ち上げられ訪れた人から感嘆の声が上がっていた。
大会の模様はユーストリームでネット中継され、ツイッターなどから「自宅から1人で見ていますが、みんなと見ているみたいです」「画面上からも迫力が伝わります」などのメッセージが寄せられた。
ユーストリーム中継の配信部分を担当した八戸市のクリエーティブユニット「トライポッドスタジオ」の小坂光輝さんは「今年は中継で新たにリプレイを取り入れてみた。ネット上での反応も上々でうれしく思う。今は無事に終わってホッとしている」と笑顔を見せていた。