八戸銘菓「つるこまんじゅう」を改良 粉が落ちにくい「たまつる」

粉が落ちにくい、つるこまんじゅう「たまつる」

粉が落ちにくい、つるこまんじゅう「たまつる」

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 八戸で菓子製造・販売を手掛ける「菓子処(どころ)丸美屋」(八戸市小中野8、TEL 0178-22-6105)が5月下旬から、同地方の銘菓「つるこまんじゅう」の粉が落ちにくい改良品「たまつる」を販売している。

「たまつる」を手にする菓子処(どころ)丸美屋の若山忠義社長

 つるこまんじゅうは、黒糖のまんじゅう皮の中にこし餡(あん)が詰まっており、表面には白い落雁(らくがん)粉がまぶしてある。八戸地方の銘菓として定着している。

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 同店には、以前より「表面の落雁がポロポロと落ちて食べにくい」という声が寄せられていた。そうした中、茶道の師範から「茶道の東北地方の集まりがあり家元もお越しになる。八戸らしいおもてなしをしたい」と相談され、同店でつるこまんじゅうの試作改良を重ね粉が落ちにくい「たまつる」が誕生した。

 同社の若山忠義社長は「『たまつる』では落雁粉を干菓子のように固めたの。みちのくの素朴な駄菓子が形も大きさも変え、しかし味は変わらずに京菓子の製法を取り入れることにより、茶席菓子に仕上がった」と胸を張る。「雪ウサギのような形だが、これは卵の形をイメージしている。鶴のくちばしを念頭に置いた一筋も入っている」とも。

 価格は1個160円。5個800円(専用装飾箱付き)。同店や同八食センター店(河原木)で扱っており、市内百貨店スーパーなどでも順次販売する。