八戸で三社大祭山車製作者による公開講座 山車作りの過程学ぶ

講演する鍛冶町(かじちょう)附祭(つけまつり)若者連山車製作者の下崎雅之さん

講演する鍛冶町(かじちょう)附祭(つけまつり)若者連山車製作者の下崎雅之さん

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 八戸ポータルミュージアム「はっち」(八戸市三日町)で6月17日、はっち市民公開講座が開かれ、八戸三社大祭の鍛冶町(かじちょう)附祭(つけまつり)若者連の山車製作責任者の下崎雅之さんを講師に迎え、八戸三社大祭の山車作りについて学んだ。

講演には約40人が参加した

 今回の講座は、同館のボランディアガイドが来館者に対して、より深く八戸三社大祭の事を話せるようにするのが狙い。講座はこれまでも種差海岸や縄文など地元にまつわるテーマで開かれてきたが、八戸三社大祭の山車組の作り手による講演は今回が初めて。同館ボランディアガイド向けの講座だが聴講は一般にも開放されている。今回はボランディアガイド21人を含む約40人が下崎さんの話に耳を傾けた。

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 講演の中で、下崎さんは「長者まつりんぐ広場(糠塚)で山車を製作している山車組では、いつでも山車作りの見学を受け入れている。気軽に見に来て、いろいろと質問してほしい。私たちも本番の山車の運行を見る前に、作っている現場を実際に見てもらうととてもうれしい」と話した。

 祭りの時に家々を回る門付け(かどづけ)については、「とても労力のいることだが、これをやらないと次の年の山車を作ることができない。私たち山車組は神社のお供。お祭りをお祝いし、家々を歩いて、お祝いを包んでいただく。お祝いを下さったお宅には、おめでたい口上を歌って一緒に寿を共有することが門付け本来の目的」とも。

 講座を主催したはっちの佐々木結子館長は「八戸三社大祭の山車づくりがちょうど行われている時期に合わせて、作り手たちの声を聞く事で、「こうやって作っているんだ」と言うことを知ってほしかった。作る過程を知ることで三社大祭の本番で見る目が変わり、みんなでもっと三社大祭を好きになると思い企画した」と話す。

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