八戸で三島神社春季例祭 大勢の人出でにぎわう

八戸三島神社春季例祭には多くの露店が並び大勢の市民でにぎわった

八戸三島神社春季例祭には多くの露店が並び大勢の市民でにぎわった

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 八戸の三島神社(白銀町)で7月6日・7日、「春季例祭」が行われた。

境内では伝統芸能が行われた

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 同神社近くのJR八戸線白銀駅周辺の線路沿いには多くの露店が並び、神社境内では伝統芸能や地元有志による出店が開かれるなど大勢の市民でにぎわった。

 同例祭は江戸時代から続く長い歴史を持つ。江戸時代には3年に1度開かれたが、明治時代からは毎年開催されるようになった。白銀沖から船に乗り札を海中に沈めることで、大漁や航海の安全を祈願する神事であったと伝えられている。

 現在は、白銀地区の振興会(町内会)の全面協力の下、春季例祭を毎年開催。例祭が七夕の時期に開催される理由は、三嶋神社には福岡県宗像大社と同じ宗像三神という女性の神さまがまつられており、宗像大社には「天の川」という川が実際にあり、七夕伝説発祥の地とも呼ばれていることにちなむ。三嶋神社においても、7月6日を宵宮、翌7日を本祭とした例祭を開いている。

 同神社宮司の島浦千晴さんは「地元の振興会の方々が全面的に協力して例年お祭りを開催している。祭りは短期間だが準備にかなりの時間がかかる。そういう意味では、地元の方々のバックアップのおかげでお祭りが開催できる」と感謝の言葉を話す。

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