八戸のショッピングセンター「ピアドゥ」(八戸市沼館)で4月9日、「交通事故死ゼロを目指す日」にちなみ交通安全を呼び掛ける啓発活動が行われた。
「交通事故死ゼロを目指す日(以下、「目指す日」)」は、1968(昭和43)年以降、毎日交通事故が発生している状況を踏まえ、新たな国民運動として内閣府が設けたもの。国民一人一人が交通ルールを守り、交通マナーを実践することで交通事故を抑止することを目的に毎年2月20日、4月10日、9月30日に行われている。
イベントでは、主催者の八戸市交通安全対策協議会(会長=小林眞八戸市長)のメンバーが来店客にチラシを配りながら交通死亡事故ゼロを呼び掛け、子どもたちに風船をプレゼントした。パトカーや白バイの展示も行われ、子どもたちは興味深そうに楽しんでいる様子だった。
八戸警察署の高橋肇さんは「春の交通安全運動が4月6日から15日まで行われている。未来を担う子どもたちを交通事故から守るのは、県民の悲願。交通安全に関わる関係各所のメンバーも一生懸命に頑張っているので、県民・市民の皆さんの協力をお願いしたい」と話す。