八戸市立市民病院(八戸市田向)隣接地で現在、「第47回八戸市緑化まつり」が開かれている。
47回目となる同イベントは、市民の緑に対する意識の高揚と市の緑化事業の発展などを目的に八戸市と八戸市を緑にする会が共催。同市はかつて海からのスルメなどの臭いがひどく、緑化で臭いを少しでも緩和する狙いもあり緑化を進めたという。期間中は庭園樹、草花類、園芸用品の物販や競り市などが行われ、今年は7団体が出店する。
開催期間中は園芸講習も行われ、「バラの剪定(せんてい)」「家庭菜園について」「お庭造り」「フラワーアレンジメント」「山野草の育て方」「奥州菊の作り方」「庭木の剪定」「ガーデニングの楽しみ方」などを企画する。
ステージイベントも実施し、八戸小唄などの民謡ステージや前川原チカ子さんの歌謡ショーも開く。
八戸植木園芸協会の柿本権一さんは「八戸市には無かったさまざまな新しい植物を、緑化まつりが運んできた。八戸にはない南の方の植物も積極的に取り入れている。今年も新しい発見があるのでは」と来場を呼び掛ける。
会場では来場者が鉢を手に取りいろいろな方向から植物を眺めたり、出店者に熱心に質問したりする姿が見受けられる。
開催時間は9時~17時(7日は16時まで)。入場無料。5月7日まで。