八戸市の青葉湖展望交流施設「山の楽校」(八戸市南郷島守)で8月22日現在、200万本のヒマワリ畑が見頃を迎えつつある。
同施設のヒマワリ畑への取り組みは2007年にスタートし今年で10周年。昨年は台風9号の影響で多くのヒマワリが倒れてしまった。今年は日照不足と雨の影響で開花が遅れたが、ヒマワリはすくすくと生育している。
ヒマワリは太陽の方向を向いて咲くため、例年はほとんどの花が一方向を向いて咲くが、今年は日照不足のためそれぞれのヒマワリが別な方向を向いて咲いている。例年とは一味違った表情も楽しめそうだ。
ヒマワリ畑の隣にはソバ畑もあり、ソバの白い花が満開となっている。ヒマワリが満開になると、一度にソバとヒマワリの両方を同時に楽しむことができる。
同施設では23日~31日の間、「そば・ひまわりの花見週間」と銘打ったイベントも開催。飲食ブースが設置されるほか、ヒマワリの摘み取り体験(5本100円)も行われる。
22日現在のヒマワリの開花状況は3割~5割程度。雨の日も、家族連れやカップルが傘を差しながらもスマートフォンやカメラで記念撮影をするなどしてヒマワリ畑を楽しむ様子が見られている。
同施設「楽校長」の岩渕修一さんは「今年も200万本のヒマワリを植えた。今週末ごろに見頃を迎えると思うので、ぜひ皆さんに見に来てほしい」と来場を呼び掛ける。
ヒマワリ畑の開放時間は8時~17時(花見期間中の飲食ブースなどは10時~15時)。入園無料。