「第46回 全国消防救助技術大会」に出場した八戸管内の消防士らが8月31日、八戸市市庁舎を訪れ全種目入賞という好成績を八戸市長に報告した。
同大会は8月23日、宮城県総合運動公園(宮城県利府町)で開催。「陸上の部」「水上の部」があり、それぞれ7つの救助技術訓練種目が設定され、全国9支部の予選を勝ち抜いた約1000人の隊員が出場する。
八戸地域広域市町村圏事務組合からは、「はしご登はん」「ロープ応用登はん」「障害突破」「水中検索救助」の4種目に12人の隊員が参加。安全性、正確性、タイムなどが評価され全種目で入賞という好成績となった。
八戸消防本部の大橋俊直消防長は「この競技会は順位を競うのではなく、標準タイム内で競技を行い、いかに減点を少なくできるかがポイント。結果は入賞か否かだけ。エントリーした4種目12人が全員入賞したのは素晴らしい」と胸を張る。
小林眞八戸市長は「4種目12人全員の入賞は本当に素晴らしく、お祝いを申し上げたい。訓練している内容は日頃の業務に密接に関連していることだと思うし、結果を出した皆さんを心強く思う。業務の間に訓練した努力にも敬意を払いたい。結果を踏まえ、地域の安全・安心にさらに全力で取り組んでもらいたい」と話す。