八戸のまちおこし団体「八戸せんべい汁研究所」(八戸市北白山台2)が現在、活動時に着用する「八戸せんべい汁」をテーマにしたデザインのTシャツを公募している。
同研究所は2003年、市民ボランティア団体として設立。2006年には、八食センターで全国に先駆けて初のご当地グルメでまちおこしの祭典「B-1グランプリ」を主催。まちおこし団体の全国ネットワーク「愛Bリーグ」も組織する。2012年には第7回「B-1グランプリ」全国大会でゴールドグランプリとなり、そのシンボルとなる「金の箸」を地元に持ち帰った。
同研究所のTシャツデザイン公募は昨年に続き2回目。昨年は「八戸」をテーマに公募し580通以上の応募があった。今年は南部せんべい食文化と八戸せんべい汁を全国ブランド化し、八戸を元気にするためにテーマを「八戸せんべい汁」とした。
同研究所「福」所長の中島美華さんは「研究所のTシャツは大きく『せ』の字が書かれた通称『せT』が有名だが、一般市民の皆さんにもTシャツのデザインをお願いし八戸全体で盛り上がっていきたい。Tシャツのデザインを通じて楽しいまちおこしに関わってもらえれば」と話す。
応募締め切りは10月9日。同研究所のホームページから問い合わせや応募できるほか、市内の八食センター(河原木)、三春屋(十三日町)、はっち(三日町)、BeFM(八日町)にも応募箱を設置する。