小林眞八戸市長は12月18日の定例会見で「2017年八戸市10大ニュース」を発表し、1位には「中核市八戸誕生」が選ばれた。
八戸市10大ニュースは、市が所管する事業や市内で起きた出来事の中から、市政記者クラブの報道機関各社、市政モニター、市長と2人の副市長の投票で決定する。
1位となった「中核市八戸誕生」は、今年1月1日に八戸市が青森県内では青森市に次いで2番目、全国で48番目に中核市となったこと。保健所業務をはじめ、青森県から約2000項目の業務が移譲となり市民福祉の向上が進んでいる。
2位は「青森県内初 八戸圏域連携中枢都市圏誕生」。今年3月22日に、八戸市を含む8市町村長による連携協約の調印式が行われ、圏域の基本目標や連携事業ごとの成果指標を定めた連携中枢都市圏ビジョンを公表。人口減少や少子高齢化などの課題に連携して取り組んでいく。
3位は「市制施行88周年 多彩なイベント開催」。八戸市は1929(昭和4)年5月1日に八戸町など4つの町村が合併して誕生し、今年5月に88周年を迎えた。これを記念した多くのイベントが官民問わず多彩に繰り広げられた。
以下、4位は「ユネスコ登録元年 八戸三社大祭 日程を1日追加し6日間開催」。5位「八戸市長選で小林眞市長が4選を果たす」。6位は「クマ出没し、負傷者3名」。7位は「八戸市立に市白山台小学校開校 小学校新設は21年ぶり」。8位は「八戸港のスルメイカ漁3年連続の不漁の公算」。9位は「沼館地区に津波避難ビル 八戸市津波避難防災センター完成」。10位は「ヴァンラーレ八戸 ホームゲーム目標入場者数は達成するも惜しくもJ3昇格ならず 来季へ期待」となった。
小林市長は「おおむね平穏で明るいニュースが多かった1年だと思う。市にとっても今後の大きな展開につながる節目の年でもあったと思う」と話す。