八戸ポータルミュージアム「はっち」(八戸市三日町)で1月2日・3日、新年を祝うイベント「はっちのお正月 2018」が開かれた。
同イベントは2日には、青森県立八戸東高校書道部による大きな紙に書き初めを行う「新春書道ガールズ・パフォーマンス」で幕を開け、箏(そう)曲宮城社八戸内田陽子社中の箏の演奏、地元のおがみ神社の法霊神楽の一斉歯打ち、階上町出身のシンガー・ソングライター古屋敷裕大さんのアコースティックライブ、民謡や手踊りなど新春らしいおめでたいステージで来館者を楽しませた。
3日も結成25周年を迎えた市民合唱サークル「女声コーラス・プリマヴェーラ」の新春コンサート、八戸地域のスポーツチーム「東北フリーブレイズ」「ヴァンラーレ八戸」「青森ワッツ」「イタチカ八戸」の選手・マスコットキャラクターとゲームなどで触れ合いを楽しむ「八戸・地域スポーツチーム新春フェス」が行われた。
両日とも好天に恵まれたこともあり、多数の来館者でにぎわった。来館していた40代の女性は「初売りに来たついでに寄ってみた。正月らしくてとても風情がある。今年はお天気もいいし、気持ちがい。良い年になれば」と話す。
はっち館長の安原清友さんは「今年、はっちは2月11日で開館7周年を迎える。8年目に入ることで、『はっち』だけに来年の2月11日まで『8』にちなんださまざまなことを仕掛けていきたい。今年の夏には『はっち』の向かいに『マチニワ』もできるので、街中に来た人たちが回遊し、楽しめるようにしていきたい。はっちが中心街のにぎわいづくりの一助となれば」と期待を寄せる。