八戸水産科学館「マリエント」にクリオネ30匹 オホーツク流氷科学センターから寄贈

優雅に泳ぐクリオネ

優雅に泳ぐクリオネ

  • 3

  •  

 八戸市水産科学館「マリエント」(八戸市鮫町)で3月7日、北海道立オホーツク流氷科学センター「GIZA」(北海道紋別市)から海の妖精ともいわれる「クリオネ」の寄贈を受け同日に展示も始まった。

[広告]

 クリオネ展示数日本一を誇る同センターと協力・連携している同館は3年前から、八戸の子どもたちの卒業と進学を祝いクリオネの寄贈を受けている。

 この日、同館に到着したクリオネは大型の円形水槽の中を、透き通った体に天使のような翼足を優雅に動かしながら舞い泳いだ。クリオネは和名をハダカカメガイといい、今回展示している個体の大きさは約1~1.5センチ。卒業を控えている八戸市内の小学校6年生に「マリエントで見てみたい生き物や展示してほしい生き物」のアンケート調査を行ったところクリオネは3位にランクインしている。1位はクラゲ、2位はエビ。

 同館主任の山本綾香さん「今年もクリオネがやって来た。水温、水質、水流をクリオネにとっていい環境に保って飼育し、少しでも多くの皆さんにご覧いただけるように頑張っていく。市内の小学校6年生の皆さんの『卒業おめでとう展』も同時に開催中なので、そちらもぜひご覧いただきたい」と来館を呼び掛ける。

 開館時間は9時~17時。観覧料は、一般=300円、高校生=200円、小中学生=100円、シニア(65歳以上)=150円、未就学児無料。3月31日まで。展示はクリオネが元気な間、続ける。

  • はてなブックマークに追加

八戸経済新聞VOTE

八戸経済新聞で知りたい情報は?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース