八戸で伝統芸能「鮫神楽発表会」 伝承続け50年

「鮫神楽発表会」練習の様子

「鮫神楽発表会」練習の様子

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 八戸市の鮫(さめ)町生活館(八戸市鮫町)で4月8日、八戸市鮫地方に伝わる伝統芸能「鮫神楽」の若手発表会「鮫神楽発表会」が開かれる。

「鮫神楽発表会」練習の様子2

 同神楽は八戸藩制時代から物資移出入港として栄えた鮫地域に広がり、修検者によって伝えられた山伏神楽の流れをくむといわれる。同神楽も神楽を支える神楽連中の高齢化が進む中、1971(昭和46)年から小中高生を対象とした伝承会を実施し50年近い歴史を持つ。中学卒業後は神楽を続ける生徒が少なく、若手不足ではあるものの神楽連中の熱意と地域の協力により継続し続けてきた。

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 発表会では、昨年・一昨年と組舞(歌舞伎もの)を披露したが、今年は高校生などの年長者が集まらず組舞を演ずるのは難しい状況で、小・中学生のほかに、幼稚園・保育園の子どもを新メンバーに加え新しい演目に挑戦する。幼い子どもには難しい踊りもあるが、一生懸命に2月中旬から週3回のペースで練習を続けている。

 同神楽保存会会長の柾谷伸夫さんは「最近は神楽連中に若い人が少ないので、小学生・中学生に神楽を習っていただき、後継者を育てたく50年近くやっている。子どもたちのかわいくて力強い舞を楽しんでいただければ。たくさんの人に見ていただきたいので、ぜひ会場に足を運んでほしい」と呼び掛ける。

 練習していた鮫小学校2年の川端ひばりちゃんは「三番叟(そう)を踊る。踊りで回るところを頑張りたい」、同5年の中村彩花さんは「鳥舞を踊る。手を使って踊るところを間違えないようにしたい」、同5年の高島ちはるさんは「鳥舞を踊る。本番は振り付けを大きくして上手に踊りたい」と、それぞれ話意気込みを見せる。

 10時~12時。入場無料。