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八戸の大学生がボールペン画個展「OBSESSION」 八学大短大と八工大が連携支援

佐藤勇太さん(右)と池田講師

佐藤勇太さん(右)と池田講師

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 八戸市の八戸学院大学短期大学部(八戸市美保野)「H∞L Gallery」(ホールギャラリー)で6月29日から、ボールペン画の絵画展「佐藤勇太 個展『OBSESSION』」が開かれている。

 佐藤勇太さんは八戸工業大学(妙)創性デザイン学科の3年生。かねて個展を開きたいという夢があり、八戸工業大学の東方悠平講師がホールギャラリーを運営する八戸学院大学短期大学部講師の池田拓馬さんを紹介し、初の個展が実現した。

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 個展開催に当たって、両大学間の教員が連携して佐藤さんを支援。ギャラリー賃料やチラシのデザイン・印刷費、企画・運営面できめ細やかに学生をフォローした。

 佐藤さんの作品は色塗りも全てボールペンのみで描いているのが特徴。絵本が好きなこともあり、レトロで絵本に出てきそうな絵柄が多いが、価値観をテーマに作品を製作する。佐藤さんが壁に直接壁画を描き、佐藤さんの独特の世界観も楽しめる。

 池田さんは「個展開催は、お金を払って会場を借りることになるので若い人には難しいかもしれないが、短大のギャラリーは自分たちで運営しているので無料で貸している。その代わりしっかりとやってもらっている。美術大学でもない短大でギャラリーを運営しているのも珍しいと思う。短大は郊外なので足を運びにくいかもしれないが、緑が豊かで、短期大学の活気あふれる雰囲気とともに、展覧会をご覧いただければ」と来場を呼び掛ける。

 佐藤さんは「個展の準備をしているときは想像がつかなかったが、いざ会場ができ上がると実感が湧いて、自分の作品が会場に映えていて感動した。一見、子どもっぽい絵柄だが、絵を見てからメッセージを読むとイメージの違いを感じられる。自分の考えをイラストで表現しているので、意味合いを感じながら見てほしい」と話す。

 開催時間は10時~17時。土曜・日曜・祝日休廊。入場無料。7月20日まで。