八戸市の「長者まつりんぐ広場」(八戸市糠塚)で8月11日・12日、食と音楽を楽しむイベント「野外食フェス in 八戸」が開かれた。
市民団体「サマープロジェクト」が主催し、今回が初開催。本業は理髪業を営む代表の佐々木敏治さんが「地域の街のために全力で働きたい」という思いから2年越しで計画。中心街でも館鼻岸壁の朝市の活気を楽しめるようにと、八戸市の市民主体のまちづくりを推進する「元気な八戸づくり」市民奨励金制度を活用し実現した。
フードコーナーには地元の採れたて野菜の直売コーナーからカレー・ナン・チヂミなど国際色あふれるものまで10店が並んだ。ステージではバンドによる音楽ライブのほかにもフラダンス、子どもたちによるヒップホップダンス、フットボールパフォーマンスなど、12組が出演し多彩な演目を繰り広げた。
野菜詰め放題タイムでは参加者が詰めた野菜の量を競い、高記録者には賞品のスイカが手渡され、大きな歓声に包まれた。
佐々木さんは「2日間、暑い中大勢の人に集まってもらい嬉しく思う。初開催で至らぬ点もあったが、来年度も開催したいと思っている。今回の反省を生かしながら進めていきたい」と話す。