八戸市が運営する「八戸ブックセンター」(八戸市六日町)が8月16日、八戸と本をつなげるフリーペーパー「本のまちフリーペーパー ほんのわ」を発行した。
八戸ブックセンターは2016年12月にオープンした全国でも珍しい公営の書店で、提案型の陳列で書籍の閲覧・販売のほか、館内には読書会ルームや書籍執筆スペースなども備え、書籍に関するイベントも行っている。
フリーペーパー「ほんのわ」はA4版4ページ。今後は年に1度の発行を予定し、次回は来年4月発行予定。「ほんのわ」というタイトルには「本のはなし(話)」、「なごめる(和)場所」が、輪になって広がってほしいという思いが込められている。
フリーペーパーでは八戸市内の図書館、書店、古書店、ギャラリーなどのブックスポットをマップで位置とともに紹介。「本のまち八戸」事業の年間スケジュールなども紹介する。
八戸ブックセンターの熊澤直子さんは「八戸市内のブックスポットがまとまったマップがこのフリーペーパーの特色。八戸市内に住んでいる人でも知らない書店や古書店は多い。新しいスポットを知るきっかけになれば。八戸ブックセンターが街のカフェや公共施設にぴったりな本をセレクトして本棚を置いたブックサテライトという企画も掲載している。こちらも合わせてお楽しみいただければ」と話す。
八戸ブックセンターのほか、八戸市内の書店や主要施設で配布する。八戸ブックセンターの開館時間は10時~20時。火曜休館(祝日の場合翌日)。