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八戸で工場鑑賞ツアー、トークカフェでアート・文化との組み合わせ探る

八戸セメントをバックにイベントへの参加を呼び掛ける大澤苑美さん

八戸セメントをバックにイベントへの参加を呼び掛ける大澤苑美さん

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 八戸で11月24日、工場鑑賞バスツアーや工場の魅力について語り合う「The 工場アート ツアー&トークカフェ」が行われる。

東北グレーンターミナルは海に大きく突き出た景観が特徴的だ

 近年、八戸臨海工業地域は地元有志で工場夜景撮影ツアーが行われたり、工場写真集に掲載されたりするなど脚光を浴びている。今年から、八戸観光コンベンション協会の旅行商品にも、臨海工場地域や住金鉱業八戸石灰鉱山(通称:八戸キャニオン)展望台を巡るツアーも設定された。

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 同イベントは大きく2つに分かれ、メニュー1では、八戸セメントや東北グレーンターミナルをバスで巡る。工場内の通常は入れない部分にも特別に見学できる。八戸市庁前を9時30分に出発し13時に終了予定。参加料は1,500円(工場にちなんだスペシャルランチ付き)。定員は40人。参加希望者は氏名・電話番号を添えて八戸市まちづくり文化観光部まちづくり文化推進室までメール(machi@city.hachinohe.aomori.jp)で申し込む。

 メニュー2は、ゲスト講師に札幌国際大学観光学部の吉岡宏高教授、近畿大学理工学部社会環境工学科の岡田昌彰准教授に迎え、それぞれ観光や景観などの観点から工場の魅力についてレクチャーする。

 さらに、クリエーターで北海道教育大学非常勤講師の菊地拓児さんをコーディネーター、八戸工場夜景撮影ファンクラブ発起人の尾刀(おがた)幸雄さんをアドバイザーに迎え「工場カフェ」を開く。工場カフェでは、吉岡さん=観光、岡田さん=景観、尾刀さん・菊地さん=「アートや文化」の3つの分科会に分かれ、参加者とともに新しい八戸の工場の魅力を探る。ゲスト講師、コーディネーター、アドバイザーの4人はメニュー1のバスツアーにも参加する。

 メニュー2は14時~17時30分、場所は八戸グランドホテル(八戸市番町)。入場無料(カフェ代実費)。定員は50人。申し込み不要。

 イベントを主催する同推進室では「八戸の工場の魅力を多くの人に知ってもらうとともに、さらにまちづくりやアートなどへの方向へ発展させたい。今回はその第一歩。今後、市民とともに企画・運営を進めていく中で、それらの人材を発掘したり育てていったりする効果もあるのでは」と期待を寄せる。

 イベントの窓口となっている同推進室の芸術環境創造専門員の大澤苑美(そのみ)さんは「今回の企画は若い女性に多く参加してほしいので、ポスターやチラシも従来の『工場』という感じではなく柔らかい雰囲気にするなど工夫した。企画や運営を共に進めるプロジェクトメンバーの『Factory Girls』も募集中。八戸の工場とアートの組み合わせでどんなことができるか私も楽しみ。みんなで一緒にアイデアを楽しく出していきましょう」と参加を呼び掛ける。

 同イベントのチラシは市庁舎、八戸ポータルミュージアム「はっち」(三日町)などの公共機関に置いている。今後、同推進室のホームページにも詳細を掲出する予定。