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八戸・南部バスで秋恒例「キリギリスバス」運行 1両に1匹「乗車」

南部バスでキリギリスバス運行

南部バスでキリギリスバス運行

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 岩手県北自動車が青森県南地区で運行する南部バスで9月3日から、路線バス車内にキリギリスを乗せて運行する「キリギリスバス」が始まっている。

南部バスの外観

 キリギリスバスの運行は2007年から始まった。八戸市の市民団体「鈴虫とキリギリスを愛する会」から「キリギリスをバスに乗せてみませんか?」と提案を受けたことがきっかけ。運行前は「どのようにしてキリギリスをバスに乗せるのか」「虫が苦手な乗客もいるかもしれない」などの課題もあったが、津軽鉄道の鈴虫列車の事例があったことや、「バスに乗るきっかけになれば」との思いから実現した。

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 今年のキリギリスバスは岬台団地線の2両で実施。1両に付きキリギリス1匹が「乗車」する。キリギリスは虫かごの中に入り、車内に鳴き声を響かせる。キリギリスの鳴き声は走行中のバス車内でも大きく響き、過去にはキリギリスに餌を持参した乗客も。

 同社南部支社乗合部部長の佐藤欽一(よしかず)さんは「おかげさまでキリギリスバスの運行も12年目。ここまで長く続くとは思っていなかった。『鈴虫とキリギリスを愛する会』の皆さんの協力と当社スタッフの頑張りで継続できている。日中は暑い日が続くが、キリギリスで秋の音を感じながら、バス車内で癒やしの空間を楽しんでいただければ」と話す。

 9月30日ごろまで。