書籍にまつわる展示企画やトークイベントなどを行う「本のまち八戸 ブックフェス」が9月30日、八戸市中心街で開かれた。
イベントは2016年12月にオープンした全国でも珍しい公営の書店「八戸ブックセンター」(八戸市六日町)が主催。「八戸まちなか広場 マチニワ」(三日町)では「一箱古本市」、「書店ブース」、「移動図書館車の展示」が行われ、八戸ポータルミュージアム「はっち」(同)ではトークイベント「八戸の本屋さんのはなし」「東京の本屋さんのはなし」「和とじ製本メモ帳作り」「学校図書館ブックリサイクルフェア」「絵本お楽しみ読み聞かせ会」などが行われた。
イベント当日は八戸市中心街が歩行者天国になる「はちのへホコテン」も開催予定だったが、台風の接近予報により中止になった。しかし、カリスマ書店員が登壇するトークイベントや「一箱古本市」には本を愛する大勢の人でにぎわった。
八戸ブックセンターの熊沢直子さんは「台風24号の接近で、ホコテンが中止になったが、大勢の本好きの方に集まっていただいた。本尽くしの一日を楽しんだのではないか。これから読書の秋に向かって、ますます本に親しんでいただければうれしい」と話す。