八戸市内の中学生が企業を訪れ職場体験する「さわやか八戸 グッジョブウィーク」が行われている。
「グッジョブウィーク」は、2000年度からスタートし本年度で17年目を迎える。中学生が地域の企業を数日間訪れ実際の仕事を体験する内容で、社会を体験する場として位置付けられている。
10月2日と4日には、ラジオ放送局「ビーエフエム」(八戸市八日町)に八戸市立東中学校の生徒2人が訪れた。同社で生徒は生放送番組のゲスト出演や、ラジオ番組の企画制作を体験。取材体験では八戸ポータルミュージアム「はっち」(三日町)を訪れ、ICレコーダーとマイク・ヘッドホンを慣れない手つきで操作しながら、はっちの職員に中心街活性化に関するインタビューを行った。録音したインタビュー音源はパーソナルコンピューターで編集し、ナレーションを加えて10分間の番組として完成させた。
体験を行った東中学校2年の岩崎春季さんは「生放送の出演者が緊張せずに楽しそうだったのですごいと思った。体験したことは人前で話す時に役立てることができると思う」、桶本望来(みらい)さんは「一つのものを作るのにとても苦労していることと、ラジオ番組を作ることを皆さんが楽しんでいることが分かった。もっとラジオを聴きたいと思った」とそれぞれ話す。