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八戸でマニラ拠点に活動するデンバー・ガルザさんの個展 心理学的手法も取り入れ

デンバー・ガルザさんの個展

デンバー・ガルザさんの個展

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 フィリピンの首都マニラを拠点に活動している若手アーティストデンバー・ガルザさんの個展が10月12日から、八戸学院大学短期大学部幼児保育学科棟内「H∞L Gallery」で開かれている。

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 デンバーさんは1987年生まれ。マニラ市立大学で心理学を学び、心理学的な枠組みを参照しながらペインティングやコラージュで表現する「Psychological Drawing」に取り組んでいる。作品のコンセプトは、人の深層心理、社会の風習を捉え直すこと。心理学を学んでいたこともあり、それらをモチーフにして芸術作品に置き換えている。

 12日にはデンバーさんによるワークショップを開催。絵を通した心理療法を応用したアートのワークショップで、学生たちはドローイングの制作を通して悩みを掘り下げたり、自分と向き合ったりしていた。

 池田拓馬講師は「海外のアーティストの感性に触れることができる貴重な機会。彼が学生と共に作成したドローイングなども展示しているので、併せて鑑賞してほしい」と話す。

 開廊時間は10時~17時。土曜・日曜・祝日(10月27日・28日には学園祭のため開廊)休廊。入場無料。11月9日まで。

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