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八戸「是川石器時代遺跡」、飼育するヤギの愛称決定 「こはく」と「クルミ」に

飼育されているヤギ

飼育されているヤギ

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 八戸市の史跡「是川石器時代遺跡」(八戸市是川)の敷地内で飼育されているヤギの愛称が公募の結果、最優秀作品の「こはく」と「クルミ」に決定した。

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 愛称は八戸市埋蔵文化財センター「是川縄文館」が7月から1カ月間、雄と雌の2頭のヤギの名前を公募。全国から178件の応募があった。ヤギは除草目的をはじめ、訪れる人に是川縄文館をより印象深く覚えてもらいたいと飼育。より多くの人に親しんでもらいたいことから名前を公募した。

 審査の結果、雄が「是川石器時代遺跡」でも出土し縄文時代には装飾品にも使われた樹脂の化石「琥珀」にちなんで「こはく」。雌が縄文時代によく食べられたことや、名前の響きがかわいらしいことから「クルミ」が選ばれた。次点の優秀作品には雄は「ジョー」、雌は「ひすい」が選ばれた。

 ヤギは毎年委託業者からレンタルし4月から10月末まで飼育している。冬季期間は委託業者に返すため、今年見られるのはあとわずかな期間となる。来年も4月にヤギが2頭やってくる。雌が2頭来た場合、「クルミ」と優秀作品の「ひすい」となり、雄が2頭来た場合「こはく」と優秀作品の「ジョー」になる。

 是川縄文館の金澤匡志(まさし)さんは「日本全国からたくさんのご応募を頂き、うれしく思う。選ばれた名前はどれも是川遺跡に関連していて、覚えやすくかわいらしい。これを機に是川遺跡にも関心を持っていただければ」と話す。

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