11月9日の「119番の日」に合わせ、高機能消防指令センターの一般開放イベントが11月9日・10日、八戸消防本部で行われた。
119番の日は消防の緊急通報用電話番号「119番」にちなみ、消防庁が1987(昭和62)年に制定。一般開放は市民に消防に親しんでもらうと同時に防火防災意識を高めることも狙う。
一般開放では両日、通常はガラス越しに見学する高機能消防指令センター内に入ることができ、実際に席に座り業務を疑似体験できる。防火服の試着や防災関連グッズが当たるくじなどもあり親子連れやカップルでにぎわった。
同消防本部救急課消防指令の古川衛さんは「市民に消防業務を広く知ってもらうことで、消防業務に興味を持ち、事件事故などを防ぐことにつながっていく。いざという時に慌てずに119番に通報することの手助けになれば」と期待を寄せる
五戸町から見学に訪れた30代の男性は「最新の機能などがありそうな画面などがたくさんあり、映画みたいですごいと思った。防火服を試着して重かったのでこれを来て出動するのは大変な業務だとあらためて思った」と話す。