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八戸で地元の言葉「南部弁」に親しむイベント 昔話や演劇で楽しみながら

「はっちがずっぱど南部弁」の様子

「はっちがずっぱど南部弁」の様子

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 青森県南部地方の方言を見直し学ぶイベント「はっちがずっぱど南部弁 うん、これァよごあんすナ」が12月1日・2日、八戸ポータルミュージアム「はっち」(八戸市三日町)で開かれた。

 同イベントは2012年に亡くなった南部の郷土史家・正部家種康さんをしのび2013年に始まり、今回で6回目。タイトルの「これァよごあんすナ」は南部弁で「これは良いものだ」を意味する。

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 1日には「たくさんの昔コを楽しみましょう」と題し、八戸・木造・むつ・種市・釜石の語り部が「昔コ」(昔話)を披露。「南部弁サミット2018」では八戸工業大学の共通語から南部弁への変換アプリの発表、柾谷伸夫さん(南部弁)や長谷川等さん(津軽弁)による芝居「こっただ面接 ある訳(わげ)ァねえ」が上演された。2日は「南部弁バラエティーシアター全員集合」が開催され、八戸市出身のタレント十日市秀悦さんやお笑いグループ「あどばるーん」、塩町えんぶり組や地元の高校生たちが出演し会場を大いに沸かせた。

 南部弁サミットに登壇した柾谷さんは「若い人たちの方言に対しての興味・関心をもっともっと広めたい、と思って毎年行っている」、バラエティーシアターに出演した十日市さんは「なまっていることは恥ずかしいことでもなんでもない。若い人たちには、故郷があり、故郷の言葉があることを素晴らしいことだと思ってほしい。若い人たちが南部弁を使わなくなったのは大人の責任もあると思う。これからもどんどん使っていきたい」と、それぞれ話す。

 若者世代の「あどばるーん」新山大さんは「今回で4回目くらいの出演だが、僕らは南部弁をちゃんと使えてないので少し引け目があった。一緒に出演した十日市さんから『アドバルーン世代の南部弁でいいんだよ』と言ってくれたので、ただただ他の出演者の皆さんと楽しくやらせてもらってる」、出演した男子高校生は「僕は南部弁が好きで、祖母たちがしゃべっている言葉も分かるけど、友達は分からないと言う。みんな、もっと話せばいいのに」と郷土の言葉への思いを話す。

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