八戸市の水産加工会社「マルヌシ」(八戸市白銀2)が12月25日、八戸港に水揚げされた「八戸前沖さば」のうち大型の「銀鯖(さば)」のみを使った冷凍食品「八戸銀鯖」を発売した。
「八戸前沖さば」は八戸前沖さばブランド推進協議会が定めた漁獲期間に八戸港に水揚げされ、粗脂肪分、重量など一定の基準を満たしたサバが認定されるブランドサバ。このうち、550グラム以上の大型のサバはプレミアムブランドの「銀鯖(ぎんさば)」の名称で流通しており、主に飲食店で使われている。
同社が発売した「八戸銀鯖」は今シーズンに水揚げされた脂が多くのった銀鯖を使うのが特徴。これまで主に飲食店用として使用されていた銀鯖を食卓や土産品として気軽に楽しめるようにと開発した。
「八戸銀鯖」を販売するスーパーマーケット「よこまちストア」商品部鮮魚担当バイヤーの清水敬丈(ひろたけ)さんは「八戸前沖の550グラム以上の銀鯖を使用しているので脂の乗りが最高。しめさばは刺し身で、一夜干しは焼き魚で楽しめる。地元産のごちそうの一品として食卓の一品や土産として利用していただきたい」と話す。
八戸銀鯖の「しめ鯖」は598円、「一夜干し」は798円。よこまちストア一番町店(尻内町)、新井田店(新井田西)、五戸店(五戸町)で販売する。