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八戸で地元を素材に「はちのへ郷土かるた大会」 9チームが参加

「はちのへ郷土かるた大会」

「はちのへ郷土かるた大会」

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 地元にちなんだカルタを使い八戸市内の小学生が参加する「新春はちのへ郷土かるた大会」が1月10日、八戸福祉体育館(八戸市類家4)で開かれた。

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 同大会は1992年に始まり、今年で28回目。大会で使われる「はちのへ郷土かるた」は八戸市青少年生活指導協議会連合会と八戸市青少年健全育成「愛の一声」推進協議会の共催による「市民の集い」の席上、遠野市へ派遣された八戸市代表の団員の一人から「遠野市のように、郷土八戸を知る手掛かりが欲しい」という発言があったのがきっかけ。出席していたPTAから「はちのへ郷土かるた」作成の提案があり、1988(昭和63)年に市内小中学生から絵札・読み札を公募し、作成した。

 同かるたには、読み札では「イカの名産 八戸港」「うみねこの鳴き声響く蕪島(かぶしま)に」など八戸の名所が読まれ、絵札には対応した名所が描かれる。

 今年は八戸市内の小学校・子ども会などから9チームが参加。1チーム6人で編成し54人が郷土への思いを高めながらかるたを楽しんだ。会場では、子どもたちが前傾姿勢で真剣に絵札を探し、読み上げられた絵札を探し当てると大きな声で「はい」と言いながら勢いよく札を取っていた。

 八戸市教育委員会教育指導課青少年グループの黒坂豪壽(ひでとし)さんは「この大会をきっかけに、子どもたちにもっと八戸を好きになってもらいたい。郷土を愛する気持ちを持ってもらうことができたらうれしい」と話す。

 参加していた小学5年生の女子は「今回参加できてとてもうれしい。真剣勝負なので集中して頑張った」と満足げに話す。

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