確定申告の受付が始まる2月18日を前に八戸税務署は1月28日、サッカーヴァンラーレ八戸の選手たちによるインターネットでの模擬申告体験イベントをダイハツスタジアム(八戸市市川町)で行った。
国税庁のホームページにある確定申告書作成コーナーでは、画面に金額などを入力するだけで、自宅で確定申告書を作成できるほか、国税電子申告・納税システム「e-tax」のPRを進めている。
八戸税務署では、青森県初のサッカー・Jリーグクラブとなり、2019シーズンはJ3リーグで戦うヴァンラーレ八戸の選手を起用しPRイベントを企画。この日体験したのは、ヴァンラーレ八戸の三田尚希選手と須藤貴郁選手の2選手。
両選手は試合さながらの真剣な表情でパソコンの画面に向かい、説明を受けながら収入金額や所得金額、所得控除などの入力操作を行い、模擬の申告書を作成、ネットを利用した利便性を実感していた様子だった。
三田尚希選手は「パソコン操作が得意ではないので難しいのではと思っていたがとても簡単だったのでぜひ利用してみたいと思った」、須藤貴郁選手は「思ったより入力が簡単だった。去年は申告書の作成会場に直接足を運んだが、とても混んでいたのでインターネットだと自宅でできるのでやってみたい」と話す。
今年の確定申告は2月18日~3月15日。申告書作成会場は昨年までの八戸商工会館(堀端町)から八戸ショッピングセンター・ラピア(江陽2)2階のラピアホールに変更となる。9時15分~16時。土曜・日曜・祝日は開設しない。