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鮫駅近くに「コメコ食堂」 だしにこだわる磯ラーメン、ミルフィーユ丼も

磯ラーメンとミニ海鮮丼セット

磯ラーメンとミニ海鮮丼セット

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 磯ラーメンと海鮮丼を提供する「komeko食堂」(八戸市鮫町)が4月24日、鮫駅の近くの飲食店「カフェ&キッチンair(エア)」内で営業を始めた。

ミルフィーユ丼(写真提供=komeko食堂)

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 白銀町地区出身の店主・宮崎純乃さんが、これまで客として通っていたエアで、ランチタイムに間借りして営業する同店。鮮魚店が立ち並ぶ陸奥湊地区で仕入れた魚を使った海鮮丼を提供する。店舗面積は約18坪。席数は18席。

 ショートケーキからヒントを得たという「ミルフィーユ丼」(1,200円)は、バラの花に見立てたサケやマグロの切り身をのせ、華やかな見た目に仕上げた。宮崎さんが「自信を持って提供できる」と話す看板メニューの磯ラーメン(900円)は、貝類や野菜からだしを取り、具材にはシュウリ貝やホッキ貝などを使う。だしの配合を2、3カ月かけて試行錯誤し完成させた。

 「磯ラーメン&ミニ海鮮丼セット」(1,500円)や「ミルフィーユ丼&ミニ磯ラーメンセット」(1,700円)などのセットメニューも用意する。

 宮崎さんは美容師としてのキャリアを経た後、2022年から市内の居酒屋の厨房(ちゅうぼう)で腕を磨いた。エア店主の木村彰子さんから「ランチの営業をやってみないか」と声をかけられ、自分の力を試したいという思いから出店を決めた。鮫町にはランチを食べられる店が少ないと感じ、観光客向けに見た目でも楽しめるようなメニューを木村さんと考案したという。

 店名は、米が好きだという宮崎さんに知人が付けた愛称「コメ子」から取った。店先ののれんには、木村さんが描いた米をモチーフにしたキャラクターがあしらわれている。

 宮崎さんは「『ただいま』と気軽に言いたくなるような、実家のような店でありたい。蕪島を観光した後、おいしい磯ラーメンを食べに来てもらえれば」と呼びかける。

 営業時間は11時~14時。水曜定休。

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