
「南郷ジャズ盛り上げライブ&セッション」が7月24日、ライブハウス「パワーステーションA7」(八戸市六日町)で開かれた。
7月26日にカッコーの森エコーランド(南郷)で開催される音楽フェス「第33回南郷サマージャズフェスティバル2025」を市民の手で盛り上げようと、八戸在住のジャズピアニスト、デビッド・マシューズさんが参加するジャズバンド「八戸ジャズ楽団」や「David Matthews Small BIG “A” Band(スモール・ビッグ・エー・バンド)」が企画。小学生から大人まで約20人のメンバーが、約30人の市民を前に「枯葉」「キャラバン」「A列車で行こう」などジャズの定番曲を演奏した。
スモール・ビッグ・エー・バンドは25日、同フェスの前夜祭に出演する。盛り上げライブの会場には、前夜祭にゲスト出演するシンガー・ソングライターの古屋敷裕大さんも出演し、自身の楽曲「前途洋々」を披露した。
ロックバンド「androp(アンドロップ)」の内澤崇仁さんが飛び入り参加する場面も。内澤さんが同バンドの「Massara」をジャズアレンジで歌い上げると、会場は歓声に包まれた。内澤さんは同フェス前夜祭にも出演するほか、26日の本祭では弦楽グループ「ロッキンカルテット」でゲストボーカルを務める。
アンコールでは古屋敷さんと内澤さんが石川さゆりさんの「津軽海峡・冬景色」の「冬景色」のフレーズを「古屋敷」に置き換えて歌う場面や、古屋敷さんが同フェス前夜祭に歌手として出演する熊谷雄一八戸市長の物まねをする一幕もあり、観客の笑いを誘った。
同フェス前夜祭は19時開演。料金は500円(本祭のチケット提示で無料)。本祭は15時30分開演。料金は、前売り=6,000円、当日=7,000円、高校生以下無料。ローソンチケット、チケットぴあなどで扱う。