八戸市の種差海岸インフォメーションセンター(八戸市鮫町、TEL 0178-51-8500)が7月5日、来館者40万人を突破した。
同センターは、種差海岸を含む地域が2013年、三陸復興国立公園として指定された翌年の2014年7月12日に開所。種差海岸付近の情報コーナーや体験コーナー、レクチャールーム、トイレなどを備え、体験プログラムの拠点としても機能する。スタッフ手作りの観光マップも時節ごとに発行し、市民や観光客に喜ばれている。
40万人目の来館者はおいらせ町福祉協議会デイサービスセンターの利用者・職員の総勢11人の一行の種市シワさん(83)。八食センターで昼食を済ませた後に同センターに訪れ、節目の来場者となった。種市さんは「せっかくの記念がこんな年寄りで申し訳ない。でもお祝いいただいてありがとうございます」とびっくりした様子。
同センターを運営するNPO法人ACTY代表の町田直子さんは「1カ月ほど前から来館者の勢いが増し、予想より早めの達成となった。先日の種差海岸祭りも人出が多く、今日の達成となった。40万目は団体での来場だったが、全員が40万人目と考えている。本当にうれしい」と笑顔で話す。
同センターの営業時間は9時~17時(12月~3月は16時まで)。