八戸市南郷地区の青葉湖周辺の自然を散策しながら楽しむ「青葉湖新緑ウォーク」が5月19日、3つのコースで開かれる。
イベントは、新緑に囲まれた南郷地区の春の自然を楽しんでもらおうと「山の楽校」(八戸市南郷島守)・「朝もやの館」(同)・「道の駅なんごう」(中野舘野)の3団体で構成する「森と水のサンクチュアリ連絡協議会」が企画。今回で11回目となる。
ウオーキングコースには山の楽校と朝もやの館を発着点とする3つのコースを設定。山の楽校からは、青葉湖に架けられた3つの橋を通る12.9キロメートルの「三橋(さんきょう)コース」と初心者でも参加しやすい7.6キロメートルの「山の楽校コース」。朝もやの館からは、島守地区や新井田川沿いなどの景色が楽しめる12.7キロメートルの「朝もやコース」がある。
このうち「朝もやコース」は、朝もやの館を出発し、水車小屋やつり橋、旧島守発電所などの新井田川沿いのスポットを巡った後、世増ダムの水をせき止める堤体(ていたい)の上を通過し、青葉湖の中央に掛かる高さ55メートルの新世増橋までを歩くなど島守地区の自然の魅力が感じられるコース構成に工夫する。
朝もやの館館長の上野大輔さんは「距離やルートが異なる3つのコースをした。当日は新緑の広がる風景を春の風の中で楽しめると思うので、ぜひ大勢の方に参加いただければ」と参加を呼び掛ける。
参加料は、大人=1,000円、小学生以下=500円(昼食代、保険料、参加記念の完歩証を含む)。参加締め切りは5月15日だが、朝もやコースでは、17日まで申し込み可能。500ミリリットルのミネラルウオーター1本付き。問い合わせ・申し込みは、朝もやの館(TEL 0178-8088)、道の駅なんごう(TEL 0178-82-2902)、山の楽校(TEL 0178-82-2222)で受け付けている。