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八戸市の宝照山普賢院で209年ぶりに本堂建て替え 2022年に新本堂完成へ

2020年7月現在の普賢院

2020年7月現在の普賢院

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 八戸市の寺院「宝照山普賢院(品田泰永住職)」(八戸市豊崎町、TEL 0178-23-2135)が、209年ぶりに本堂を建て替えることになった。

 現在の本堂は1811年に建設。これまで何度も修繕を繰り返してきたが、2014(平成26)年4月の調査で土台部分や屋根の劣化、建物全体の歪み、外観の痛みなどが判明し、修繕が難しい状態であることが分かった。2016(平成28)年から檀家や地域住民に対する現況説明会、総代・役員などの関係者による協議を重ね、本堂や入り口の「仁王門」を含めた施設を約2億8,000万円かけて建て替えることになった。

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 現在の本堂は10月に解体。新しい本堂が完成する2022年10月までは、境内の集会施設に仮本堂を設置する。新しい本堂の床面積は180平方メートルで、これまでより一回りほど広くなる。

 同寺院は、810年ごろに初めて建てられた1200年余りの歴史を誇る寺。十和田神社に祀られる南租坊(なんそのぼう)が修行したといわれる。元々の寺院名は永福寺。南部藩の祈願寺の役割を果たし、南部氏が盛岡に拠点を移す際に永福寺も移転。以来、名称を普賢院とし、豊崎町地域住民の菩提寺として地域を見守ってきた。

 近年は、ヨガ、写経などのワークショップを実施。SNSを活用した情報発信によって、豊崎町地域以外からの参加者も多い。スパイスカレーの研究などのユニークな取り組みも。

 品田泰峻副住職は「新しい本堂は、たくさんの人々に心のよりどころにしてほしい。建設中はご不便をお掛けすると思うが、温かく見守っていただきたい」と話す。これからの運営について、「ご縁がつながる場所にしていきたい」とも。

 建て替え工事の進捗(しんちょく)は、ブログやSNSを通じて発信していく。建替費用の寄付などに関する問い合わせは同院まで。

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