さまざまな鉄道模型を展示する「八戸公園鉄道模型『Nゲージ』展」が9月26日・27日、八戸公園三八五こども館(八戸市十日市)で開かれた。
鉄道模型展は今回で3回目。館内中央部に設置された鉄道模型では東海道新幹線や東北・秋田・山形新幹線の他リゾート列車、八戸線や首都圏の車両など、33編成282車両が展示走行した。
東京タワーや東京スカイツリーなどのジオラマの建造物にも照明がつき、豪華さを増した。会場には大勢の家族連れや鉄道ファンが訪れ、歓声を上げたり、熱心に写真や動画を撮影していたりした。27日には館外で八戸臨海鉄道が提供したミニSLの走行会も行なわれた。
イベントを主催した同公園指定管理者・三八五流通営業本部指定管理部部長の狩野光明さんは「展示、走行している鉄道模型は、三八五流通社員個人の所有するセット。個人の趣味ですが、広く市民の皆様に見てもらい、鉄道への夢と希望、鉄道に関する知識などを深めてもらうということを目的に開催している。回を重ねるごとに規模も拡大してきている」と開催の意義を話す。
会場を訪れていた30代の女性は「子どもを連れて来たが、自分の方が夢中になってしまった。鉄道模型は素晴らしい。自分では作れないので、余計に見入ってしまう」と興奮気味に話す。