謎解きキットに記されたヒントを手がかりに街歩きを楽しむゲームイベント「消えた!?うみねこはっぴーを探せ!」が現在、八戸市中心街で行われている。
八戸商工会議所が「地域資源クロスコンテンツ事業」の一環として実施。コロナ禍で疲弊する中心街を盛り上げようと、買い物客の滞留時間や回遊性を高めるイベントとして「謎解き」に着目。「市民や観光客が気軽に中心街に足を運ぶ機会を提供したい」と企画した。クリーク・アンド・リバー社(東京都港区)が企画・プロデュースを手がける。
参加者は謎解きキットに記された「手がかりとなる4つのメモ」を参考に、中心街に点在する謎を解きながら、八戸商工会議所「Buyはちのへ運動」マスコットキャラクター「うみねこはっぴー」を探し出す。ゲーム形式で街歩きをしながら八戸の地域ブランドについて学ぶことができる仕組み。謎解きにかかる時間は1~2時間程度。ゴールすると、Buyはちのへ運動のグッズが進呈される。
10月1日のイベント開始以降、謎解きキットは100セット以上を販売。キットを販売するコワーキングカフェ「エスタシオン」(八戸市番町)のスタッフによると、「土日を中心に親子で楽しむ人が多い」という。
同会議所地域振興課の大南裕太郎さんは「百貨店三春屋の閉店もあり、中心街を市民が訪れる機会が減ってきている。このイベントを通じて中心街に足を運んでほしい」と呼びかける。
謎解きキットは1セット500円。コワーキングカフェ「エスタシオン」、カネイリミュージアムショップ八戸はっち店(三日町)で販売する。限定600セット。12月4日まで。