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八戸市第二魚市場で初売り 不漁続く浜の豊漁と再生祈る

今年初めて行われた競りの様子

今年初めて行われた競りの様子

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 八戸市第二魚市場(八戸市江陽4)で1月5日、2023年の初売りが行われた。卸業者や仲買人などの市場関係者らが鏡開きや手締めを行い、今年の豊漁と安全を祈った。

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 この日は定置網漁の6隻が水揚げしたサバやサケ、タラなど計33.1トンが上場され、総額1,367万円で取引された

 競りに先立ち行われた「初売り式」で市場開設者の熊谷雄一八戸市長は「昨年は75年ぶりに3万トンを割込む記録的な不漁だった」としたうえで、「これからは『つくり育てる専門部会』の立ち上げなど、可能性を追求していく」と展望を述べた。関係者に対しては、「人材やそれぞれの共有資源はまだ残っている。今こそ一致団結し浜は再生できるという思いで取り組みを進めていく」と呼びかけた。

 この日はタコやアワビなどの競りも行われ、新年を迎えた八戸の浜は競り人と仲買人の威勢の良い声で活気づいた。

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