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八戸公園のニホンザルが「猿団子」に 今年は赤ちゃんザルも仲間に

猿団子になって寒さに耐えるニホンザル

猿団子になって寒さに耐えるニホンザル

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 八戸公園(八戸市十日市)動物放牧ゾーンで現在、冬の寒さをしのごうと身を寄せ合うニホンザルの「猿団子」が来園者の目を楽しませている。

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 同園では現在、ニホンザルを20頭飼育している。毎年、11月下旬から翌年の春まで、サル同士がくっついて団子のように身を寄せ合う「猿団子」が呼び物となっている。今年は7月に生まれた赤ちゃんが母ザルに抱きついて猿団子に混ざり、人気を集めている。

 公園課長の小笠原恵子さんは「当園では通常3~4頭で猿団子を作ることが多いが、多い時は7頭で大きな団子になる。夏は毛が細くすっきりとした姿だが、冬は毛替わりをしてモコモコの毛になる。季節によって外見が変わるのも見どころの一つ」と話す。

 サル山では、掃除やエサの時間にサルたちの無邪気でかわいらしい姿を見ることができる。サルは午前中、サル山を掃除する飼育員の周りをウロウロと歩いたり、清掃用のホースにいたずらをして遊んだりする姿を見せる。正午のエサの時間になると一斉に集まり、飼育員を待ち構える。

 同園の「こどもの国遊園地ゾーン」は冬季閉園するが、動物放牧ゾーンのサル山や動物舎は冬季も営業する。

 開園時間は9時~17時。月曜休園(月曜祝日の場合は翌日休園)。入園無料。

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