
宿泊施設とレストランを備えた複合施設「ミチル種差」(八戸市鮫町)が5月27日、種差海岸天然芝生地近くにオープンする。運営はDTプロジェクト(同)。
青森県南、岩手県北で取材活動を展開するデーリー東北新聞社(城下1)が創刊80周年記念事業の一環として、旅館跡地を再整備した。戸建てタイプの宿泊施設3棟とレストラン棟の4棟で構成する。22日にプレオープンしたレストラン棟には、セレクトショップ、テイクアウトコーナーを併設する。
宿泊棟は1棟貸し切りで提供する。天井の高いリビング、2台のシングルベッドを備えるベッドルーム、畳張りの居間を設ける。プライベートテラスでは、夏季にバーベキュープランを用意する。
レストランは個室12席を含む64席のほか、夏季にはテラス席20席を設置。地魚や旬の食材を使った「michill(ミチル)ランチコース」(3,740円)や、予約制のディナーコース(7,700円、1万1,000円)を提供。ランチタイムは「青森県産牛ステーキ」(3,520円)、「旬の魚介の紙包み焼き 地中海風」(2,200円)などの料理のほか、「季節のフルーツタルト」(660円)や「ショコラバナナパフェ」(1,430円)などのスイーツも用意する。カフェラテ(550円)やアイス抹茶ラテ(550円)など、カフェメニューも提供する。
テイクアウトコーナーでは「具材たっぷりサンドウィッチ」(550円)や各種ジェラート(550円)、季節によって使う野菜や果物が変わるスムージー(660円)を提供。セレクトショップ「1to9(ワン・トゥー・ナイン)」では、土産品や八戸の工芸品を販売する。
今後は、インバウンド客や観光客向けに、種差海岸の豊かな自然を生かした体験メニューを用意する予定。
レストランの営業時間は、11時~16時(ランチメニューは14時30分まで)、17時30分~21時。宿泊予約はウェブサイト、電話で受け付ける。