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八戸三社大祭の山車がキーホルダーに 金入、イトーヨーカドーの思い受け継ぐ

完成したキーホルダーを持つ漆澤社長

完成したキーホルダーを持つ漆澤社長

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 青森県南を代表する祭り「八戸三社大祭」の山車をかたどったアクリルキーホルダーの販売が7月24日、八戸ポータルミュージアムはっち(八戸市三日町)内のカネイリミュージアムショップで始まった。

新羅神社に所属する山車組のキーホルダー

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 伝統ある祭りの魅力を知ってもらおうと太陽印刷(八戸市江陽4)が開発。祭りに参加する全27の山車組が過去に制作した山車や、「はちのへ山車振興会」が制作した山車の写真をプリントした。縦横共に約4センチの手のひらに載るサイズで、全28種類を用意する。販売機を各山車組が所属するおがみ神社(内丸2)、新羅神社(長者1)、神明宮(廿六日町)に分け、カプセルに入れて販売する。

 八戸三社大祭の山車をかたどったアクリル製品は2023年、イトーヨーカドー八戸沼館店で販売を始めた。新型コロナウイルスの影響で2020年~2022年に山車運行が中止されたことを受け、当時同店の店長だった鍬田明美さんが太陽印刷社長の漆澤知昭さんに企画を持ちかけ、開発に至ったという。漆澤さんによると祭り関係者を中心に購入する人が多かったが、同店が昨年8月に閉店したことで販売を停止していた。文具や書籍の販売を手がける金入(卸センター2)が漆澤さんにカネイリミュージアムショップでの販売を持ちかけ、山車をかたどったキーホルダーを開発することになったという。

 漆澤さんは「キーホルダーを持つことで、八戸の誇りを自慢してほしい。県外の人にも八戸を知ってもらえるきっかけになれば」と話す。

 価格は500円。

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