八戸市中心街に11月1日、クリエイター向けコミュニティースペース「八戸ニューポート」(同市十三日町)がオープンした。
同スペースは、中心街の空きビルを改装し、「八戸の未来を創る人たちが出会い、交流し、共に動きだすための街なかにできた新しい場」をテーマに八戸市でクリエイティブな活動をしていこうとする人達を支援することを目的として八戸市が設置するもの。運営はアート&コミュニティー(内丸1)。
イベントスペース(約30坪)、コミュニティースペース(約5坪)、工作室(約6坪)が設けられ、これからモノづくりなどの創作活動をスタートアップする人のためのシェアオフィスを4部屋設置。シェアオフィスは約1.5坪のスペースがパーティションで仕切られ、机、椅子、電源、ネット回線を備える。
八戸ニューポートの名前は、同スペースアドバイザーのまちづくり会社ドラマチック社長の今村ひろゆきさんが発案し、「海から開けた八戸にちなみ、人が集い、交流し、多くの仕事を生んできた『港』をオマージュして、八戸の未来を創っていく人たちを後押しする新しい『港』になれば」との思いが込められている。
今月1日には、オープニング企画として市内でユニークな活動をしている人たちのトークイベントや、八戸のこれからを語り合う「八戸ミライ会議」が開かれ参加者約60人が活発な意見を交わした。
アドバイザーの今村さんは「大勢の方に集まってもらい手応えを感じている。このスペースに大勢の人が集まり、人と人とがつながり新しい企画や活動がどんどんと生まれてほしい」と期待を寄せる。
同スペースでは現在、シェアオフィスの入居者やトークイベントなどの参加者を募集している。