八戸自動車道八戸料金所(八戸市白山台5)出入り口で12月11日、「冬の交通安全運動キャンペーン」が行われ、ドライバーに安全運転が呼び掛けられた。
同キャンペーンは青森県冬の交通安全県民運動(12月11日~20日)に合わせ青森県高速道路交通安全協議会八戸支部が主催。
キャンペーン出発式で同会支部長の沖澤信厚さんは「八戸地区は、飲酒運転の検挙数が青森県内でワースト1という不名誉な状況にある」と話し、飲酒機会の増える年末年始の運転マナー・モラル向上も参加者に呼び掛けた。
キャンペーンでは、サンタ姿に扮(ふん)した関係者らがドライバーに交通安全啓発のチラシを手渡しながら安全運転を呼び掛け、ドライバーは「お疲れさまです」などとねぎらっていた。
沖澤さんは「キャンペーンは八戸地区の高速道路の安全協会に加入している各会社、NEXCO東日本、高速道路交通警察隊と合同で行っている。今年の八戸市の高速道路では、人身事故5件、いずれも軽傷事故で重傷・死亡事故はなく、高速道路は比較的安全に推移している。一方、一般道は八戸地区での人身事故は県内で最多。このキャンペーンで少しでも事故防止に寄与できれば」と話す。