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八戸で無病息災を祈る伝承行事「八皿」 地域住民ら20人参加

八戸で無病息災を祈る伝承行事「八皿」 地域住民ら20人参加

無病息災を祈る「八皿」

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 八戸市立田面木(たものき)公民館で2月8日、無病息災を祈る伝承行事「八皿」が行われた。

 「八皿」は田面木地区でかつて旧暦の2月8日に行われていた「トマドフタゲ」の魔よけの行事。お膳に載せた8枚の皿に甘酒を注いで飲むもので、田面木公民館では昭和10年頃に地区で行われていた行事を再現している。

 方式は、お膳に8枚の皿を並べ、東の方角の皿から時計回りに3周甘酒を注いでいく。次に8枚の皿の中の甘酒を全て中央の椀(わん)に注ぎ飲み干す。最後に皿からこぼれて膳に残った甘酒を膳ごと外に運んで、玄関や窓にまき、魔ものが入ってくるのを防ぐというもの。この日は20人ほどの地域住民が集まり、今年の無病息災と、公民館で行う本年度最後の行事に当たることから慰労の意味も込めて甘酒を飲み、親睦を深めていた。

 田面木公民館の三笠秀子館長は「地域で行われていた行事だったが、一時は廃れてしまっていたので、当時の館長が20年前に復活させ、新暦の毎年2月8日に開催している。地域の皆さんが毎年楽しみにしてくださっているので、これからも続けていきたい」と話す。

 参加した黄綿昶行さんは「公民館だよりを見て、この行事が行われることを知った。以前は甘酒ではなく、どぶろくで行っていたと知り驚いた。また来年も参加したい」と話していた。

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