カフェやアウトドアショップなどが入る複合商業施設「TREESIDE SLOWBASE(スローベース)」(八戸市市川町)内のカフェで11月3日、IT系の勉強会「つくるをシェアする勉強会」が行われた。
デザイナーなどクリエーター3人が主宰する「ムササビプロジェクト」が主催する同勉強会。対象者は初中級のクリエーターで、勉強会の開催は今回が初めて。
第1部では同プロジェクトのグラフィックデザイナーの齋藤亨さんとDTPクリエーターの戸川拓馬さんが、グラフィックツールの効率的な使い方やDTPツールでのデータ入稿の方法などを解説。
第2部では、ウェブサイト作成ツール「concrete5」の日本語チームの橋本英樹さんが、同ツールを実際に使ってウェブサイトの作り方を解説した。
カントリー調のカフェで行われた同勉強会は、コーヒーやお菓子を飲食しながらのリラックスした雰囲気で進められた。参加した10人は、講師が時折話す冗談に笑顔を見せていた。
DTP関連の仕事に携わり黒石市から参加した須藤正之さんは「講師の実際の操作を見て目からうろこが落ちるような操作が多数あった。帰って復習したい。次回も参加したい」と話していた。
同プロジェクトの齋藤さんは「業務で使うITツールのノウハウを共有したいと思い、2カ月前にプロジェクトを結成した。アンケートで好意的な結果が多かったのでホッとしている。今後は2カ月に1回程度のペースで勉強会を開いていきたい」と意欲を見せる。