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八戸の帆風美術館で「池大雅展」 デジタル光筆画30点展示

帆風美術館の池大雅展

帆風美術館の池大雅展

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 企画展「池大雅展」が現在、帆風美術館(八戸市北インター工業団地)で開かれている。

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 同美術館はコレクションを持たず、「デジタル光筆画」という印刷技術で作られた作品を展示する複製画専門の美術館。今回は、江戸時代の文人画家・書家で池大雅の作品を現代の技術で複製して展示する。

 同美術館によると、池大雅は日本が鎖国中に中国から輸入された南画帖から独学で画法を習得。中国風の絵をアレンジして描いた作家で、もやに拡散される光や木々の水面への映り込みを点描や淡彩で表現した明るい雰囲気の画風が特徴という。

 同展では池大雅のデジタル光筆画作品を約30点展示。池大雅が南画において果たした功績と来歴、人となりについて、大雅の妻である池玉瀾の作品とともに紹介している。

 同美術館員の吉田章恵さんは「素晴らしい作品を見に来て」と呼びかける。

 開館時間は10時~16時。月曜・火曜・土曜休館(月曜が祝日の場合は開館し、代わりに水曜休館)。入場無料。11月27日まで。

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