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階上に和洋総菜扱う「おかず家」 自家製塩で仕上げたローストポークも

店主の佐京亮輔さん

店主の佐京亮輔さん

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 和洋さまざまな総菜を販売する「おかず家」(階上町道仏)が国道45号線沿いにオープンして2月18日で2カ月がたつ。

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 10種類以上の総菜を取りそろえる。店主の佐京亮輔さんによると、人気は炭火で焼いた「ローストポーク」や地元の野菜を使った「キヌアサラダ」。ローストポークには、佐京さんの父・剛さんが小舟渡海岸の海水で手作りした塩「つよ塩」を使う。「つよ塩」は「サクサクと柔らかい感触」が特徴。肉料理、魚、野菜、マリネなどに合うという。デザート類も販売。

 佐京さんは家族全員が料理に携わっている影響で幼い頃から包丁を握り、魚をさばいて刺し身を調理していた。調理の専門学校を卒業し、八戸市内の飲食店で9年間、洋食の腕を磨いた。退職後に祖母の店を手伝っていたところ、道の駅はしかみ(同)で営業するパン店「ふうこパン」から「パンに合う総菜を作って販売してみないか」と誘われ、自身の総菜を販売するようになった。同店利用客の間で口コミが広がり、固定ファンが増えてきたことから、店の開業に至った。オープンから間もなく2カ月、「土日には開店前に行列ができる日もある」という。

 佐京さんは「来店客との身近なコミュニケーションを大切にしたい」といい、「総菜は作り置きのイメージが強いが、お客さんと直接やり取りするライブ感を大切にしている。どんどん話しかけてほしい」と笑顔を見せる。2月末には、「ふうこパン」とコラボしたサンドイッチの販売を企画中。「みんなで力を合わせて階上町を盛り上げていきたい」と力を込める。

 総菜の価格帯は150円~600円。「つよ塩」は80グラム500円。営業時間は11時~19時(完売次第、営業終了)。火曜・水曜定休。

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