八戸で安藤昌益シンポジウム 「平等思想と安藤昌益」テーマに

八戸で安藤昌益シンポジウム

八戸で安藤昌益シンポジウム

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 八戸の天聖寺ホール(八戸市十六日町)で11月18日、「平等思想と安藤昌益」をテーマに安藤昌益資料館開館8周年記念シンポジウムが開かれる。

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 安藤昌益資料館は2009年10月に開館。木造2階建ての建物は昭和40年代に造られ、米蔵として使われていた。

 安藤昌益は八戸藩で42歳ごろから15年間過ごし、開業医として働く一方で思想を育くみ、主著「自然真営道」も八戸で書かれた。

 記念シンポジウムでは夫婦平等を唱えた昌益と、八戸生まれで日本人女性初のジャーナリスト羽仁もと子をテーマに、「平等の系譜」と題して帝京大学准教授の山下須美礼さんが基調講演。「平等思想と安藤昌益」をテーマに、コーディネーターに八戸歴史研究会会長の三浦忠司さん、パネリストに山下須美礼さん、八戸学院大学教授の木鎌耕一郎さん、羽仁もと子研究家で千葉学園千葉幼稚園園長の岡本潤子さんを迎えシンポジウムを行う。

 同資料館スタッフの久保沢さんは「世界的な思想家であり、その思想の発祥地である八戸で、昌益の認知と思想に関して啓発を図りたい。シンポジウムで八戸の生んだ偉大な思想家、安藤昌益に触れてほしい」と話す。

 開催時間は13時~16時45分。入場料(資料代)は600円、高校生以下は無料。

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