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青森・階上町の無期限ふるさと大使に古屋敷裕大さん 復興支援きっかけに

階上町ふるさと大使委嘱式

階上町ふるさと大使委嘱式

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 青森県・階上町出身のシンガー・ソングライター古屋敷裕大さんの階上町の「ふるさと大使」の委嘱を受け6月26日、同町役場屋上で委嘱式が行われた。

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 古屋敷さんは同町出身で、現在は八戸市や同町を中心に、青森県内各地で音楽活動を続けている。アコースティックデュオ「びぃだま」として東京で活動していた当時、東日本大震災の復興支援につなげようと制作した楽曲の売り上げを同町に寄付したことがきっかけで、ふるさと大使に任命。びぃだまの活動休止後も同町で開催されるイベントに出演するなど活動を続け、ふるさと大使として活動している。

 委嘱式は階上岳を望む同町役場屋上で実施。浜谷豊美町長が委嘱状を手渡すと、古屋敷さんは笑顔で受け取った。古屋敷さんに委嘱したのは、今回で7年、4期目。2013(平成25)年6月から2年おきに更新してきたが、今回から無期限で委嘱することになった。

 今後は、町内外で開催されるイベントで同町のはんてんやたすきを身に着けてステージに立つなどし、同町をPRしていく。

 浜谷豊美町長は「東日本大震災で階上町も大きな被害を受けた。びぃだまからもCDの売り上げを義援金として寄付していただいたことがきっかけで、ふるさと大使をお願いした。いろいろな場所で活動している姿を見て、町民の一人としてうれしく思う。古屋敷さんには、これからも息の長いシンガーとして活躍してほしい」、古屋敷さんは「いつも町長や階上町の皆さんには応援していただいている。大使になって7年目になったが、今回から無期限で大使を務めることになったので、これからも階上を広めるために頑張っていきたい」とそれぞれ話す。

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