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八戸で食を通じて北三陸の復興を支援-国産ワイン・地元海産物でパーティー

「『みちのくの未来』を語るワインの宴 in 八戸Vol.2」には130人が参加した。

「『みちのくの未来』を語るワインの宴 in 八戸Vol.2」には130人が参加した。

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 八戸プラザホテル(八戸市柏崎1)で1月30日、東日本大震災で被害を受けた北三陸の復興を目的とした「『みちのくの未来』を語るワインの宴 in 八戸Vol.2」が開催された。

チャリティーオークションには辰巳琢郎さん提供の高級ワインも出品

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 同イベントは、ワインや北三陸の海産物を通じて北三陸の魅力を再発見してもらい、同地域の復興を助けようと地元の有志が企画し、意気を感じたタレントの辰巳琢郎さんが協力し実現した。昨年10月に第1回が開催され今回が2回目。

 テーブルには、北三陸のワカメや海産物を使ったシューマイなどのオードブルや、辰巳さん厳選の国産ワイン10種類などが並び、約130人の参加者を楽しませた。

 イベントの中でチャリティーオークションも行われ、八戸市会議員の藤川優里さんのサイン入りDVDや書籍、辰巳さん秘蔵の高級ワインなどが提供された。多くの参加者がオークションに参加し、辰巳さん提供の高級ワインの中には8万円の値を付けたものもあった。オークションの収益はKIBOW財団を通じて震災復興へ全額が寄付される

 参加した大三村・代表の三村和良さんは「あらためて震災の事を忘れないように生活していきたいと思った。好きなワインも飲めて楽しかった。オークションで良いワインを落札することもできてとてもうれしい。自分一人ではもったいないので仲間と一緒に飲みたい。お金が少しでも被災地のために役立てば」と話した。

 同イベント実行委員会の海産物販売ひろの屋の下苧坪之典さんは「被災地域を前向きに見つめ直す場になったらと思い開催した。多くの方にご参加いただき感謝。震災を風化させないためにも、ぜひ今後も続けていきたい」と早くも次回開催へ意気込みを見せる。

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