イチョウの見頃に合わせて史跡根城の広場（八戸市根城）を無料開放する「イチョウWeek」が11月5日、始まった。

　同広場の大イチョウの木は八戸市保存樹木第3号に指定されている。紅葉の時期に合わせて無料開放することで、大イチョウを多くの人に間近で見てもらい史跡根城の広場に親しむ契機にしようと、2020（令和2）年に始まった。

　大イチョウは、高さが24メートル、周囲が9メートルあり、間近で見るとより迫力が増す。見頃が終わっても落ちたイチョウの葉がじゅうたんのように広がり、「イチョウのじゅうたん」としても写真映えする風景が楽しめる。

　同広場館長の小田勝子さんは「今年のイチョウはゆっくりと色付いている。イチョウの隣りには紅葉の木もあり、赤色と黄色の色合いがきれいなので、ぜひ来てほしい」と呼びかける。

　無料開放時間は9時～17時。今月13日まで。