八戸市立根城小学校(八戸市根城4)で現在、創立150周年を記念した企画が次々と行われている。
同校は1876(明治9)年、「売市小学校」として創立。明治から戦前にかけて校名変更や分校の設置などを経て、1947(昭和22)年に現在の校名になった。150周年の今年は、「みんなで作る学校、根城小」をスローガンに父母と教師の会、学校、地域が一緒になって「アニバーサリーイヤー」を祝う。7月は浅虫水族館(青森市)の協力で地球環境の大切さを学ぶ授業を行い、8月の八戸三社大祭「おまつり広場」では児童が制作に参加したごみ分別箱を設置した。10月23日には周年記念式典を、12月4日には教育に焦点を当てた映画上映会と講演会を、それぞれ予定する。
周年に合わせラーメンも開発。ラーメン店「メンバカドウジョウ」(根城6)、児童、父母と教師の会が共同で「ねじょっこラーメン」(980円)を考案した。9月14日から同店で販売を開始。10月31日まで。
全校児童361人を対象に行ったアンケートを参考に汁なしのしょうゆ味に仕上げ、コーン、ネギ、メンマ、チャーシューなどをトッピングした。9月12日に校内で開いたバザーでは、用意した100食があっという間に売り切れたという。6年生の小笠原翔音(くおん)さんは「麺や具材にしっかり味が付いていて、混ぜて食べるとおいしい」、福士珠梨(じゅり)さんは「汁がないので火傷の心配がないのも良いポイント」と太鼓判を押す。
ラーメンの開発を提案したのは、父母と教師の会会長で同校卒業生の下舘顕太郎さん。現校長の橋本博子さんが教員時代の初任校として同校に配属された際の教え子で、地域と連携した周年企画を行うことで意見が一致し、メンバカドウジョウの鈴木陽介さんが協力した。下舘さんは「年間を通して周年事業を行う中で、地域との交流を大切にしつつ温かい食事を共有してもらう機会を設けたかった」と話す。
「学校、保護者、地域の真ん中に子どもがいる。地域の皆さんがいることで、子どもの変化に気付いたり、情報が学校に寄せられたりする。校内の出来事を地域に発信することで、学校に理解を示してもらえたら」と橋本さん。鈴木さんは「地域と子どもがつながり、皆さんが八戸を好きになるような活動を展開できたら」と話す。