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andropの内澤崇仁さん、八戸酒造でソロライブ 「八戸は夢を抱いた場所」

「八仙 夏の蔵まつり」で弾き語りを披露する内澤崇仁さん

「八仙 夏の蔵まつり」で弾き語りを披露する内澤崇仁さん

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 青森の地酒「陸奥八仙」「陸奥男山」を製造する八戸酒造(八戸市湊町)が7月16日、「八仙 夏の蔵まつり」を開き、音楽グループ「androp」でギター・ボーカルを担当する内澤崇仁さんがオリジナル曲・青森ゆかりの曲を披露した。

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 同社が地酒「陸奥八仙」を通して地域振興を図ろうと企画する恒例の同イベント。第1部「蔵開き」は、クラフト作家によるブース、ヴァンラーレ八戸・東北フリーブレイズの体験コーナー、同社の酒に使う「仕込み水」で「ととのう」ことができるサウナなど、同社駐車場を主会場に多彩なイベントを開き、多くの市民・日本酒ファンでにぎわった。

 文化庁登録有形文化財に指定される「北蔵」前で行った第2部「蔵LIVE!」では、内澤さんがソロライブを行った。八戸出身の内澤さんは、今回のライブのために「凱旋(がいせん)」。「Hikari」「Yeah!Yeah!Yeah!」などのオリジナル曲の他、吉幾三さんの「酒よ」、津軽地方の情景を描いた石川さゆりさんの「津軽海峡冬景色」など、地元・青森ゆかりの楽曲も披露した。

 ライブの途中、同社の駒井秀介(ひでゆき)専務が「試飲」のために内澤さんに酒を提供し、内澤さんが「専務が出す試飲の量が半端ない」と反応する場面も。内澤さんは会場に詰めかけた約150人の市民・ファンらと乾杯したり、ファンの問いかけに応じたりするなどし、地元・八戸での時間を過ごした。

 「ギターが好きになったのは伊奈かっぺいさんがきっかけ」と内澤さん。青森県出身のタレント・伊奈かっぺいさんのギターの弾き語りを録音したカセットテープを「すり切れるくらい聴いていた」と言い、会場では伊奈さんの楽曲「雪やどり」を披露した。

 ライブの後、内澤さんは地元・八戸について、「自分が音楽と巡り合い、夢を抱いた場所」「自分は生粋の八戸っ子だ」と振り返った。今後、八戸市内でのライブも検討しているという。

 andropは8月23日、13枚目のアルバム「gravity(グラビティ)」の発売を控える。内澤さんは「コロナ禍を経て人のつながりを大切にしたいと思った。『音楽を通して引き寄せ合っていこう。絆・つながりを大切にしていこう』という思いを込めた」と話す。

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